【三手の読み】将棋実践編(初心者、初級者向け)
きのうは、三手の読み = こうやる、こう来る、そこでこう指す を紹介しました
今日は、実際に将棋で実戦してみましょう
そのまえに、まずは詰将棋の1手詰めをやってみましょう
1手詰めクイズ
Q1. 持ち駒は「金」と「銀」。どちらの駒で詰ませることができるかな?
これは基本中の基本。相手の玉の頭に「金」を打つ「あたま金」が正解ですね。
もし「銀」を打つと、相手は どう来る? 考えてみましょう
そうです。この考えることが、三手の読みの「こう来る」の部分にあたります。
「こう来る」の正解は・・・
そうですね。相手の王様は銀の横に逃げちゃいますね。
6三に金を打っても詰ませることができません。
第2問 これは5手詰だ! 難しいかな?
持ち駒は「金」「銀」「銀」の3枚だ
第1手は、どの駒を選んだかな? そして、どこに打てばいいかな?
・わからない場合は、将棋盤に駒をならべて実際に動かしながらやってみてください
・慣れてきたら駒を動かさずに、脳内で解いてみてください
・駒を動かさずに、脳内で 三手の読み = こうやる、こう来る、そこでこう指す を
考える
これが将棋の上達の基本になります
対戦のときは、実際に駒を動かして試すことができませんので、三手の読みで将棋脳を鍛えることが重要です
でも、しばらく考えてわからない場合は、答えをどんどん見てください。
そして、またあらためて考える、これが重要です
正解は以下の通りですが、初手の 5二 の地点に「金」を使用してしまうと詰みませんね
では、もし、初手の 5二銀 に対して、王が逃げた場合は???
将棋がどれだけ、頭を使うゲームなのか、脳を鍛えることができるのか、少しおわかりいただけたのではないかと思います。
解けたときは ちょー!うれしい~! ですよ~
さあ、三手の読みにチャレンジだ!
★ポイント★
・将棋の実際の対戦のときは、実際に駒を動かして試すことができない
・そのため、三手の読みで将棋脳を鍛えることが重要
・駒を動かさずに、脳内で 三手の読み = こうやる、こう来る、そこでこう指す を
考える
これを続けることが、将棋の上達の基本になります
・わからない場合は、答えを見てもよい。相談してもよい。
その後、またあらためて考える
・三手の読みを日常生活に生かせるともっといいですね
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