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【AIから学ぶ】学習法

AIについて研修を受ける機会がありました。


機械学習の概念と実習の研修だったのですが、人間の学習と似たところがあり大変面白かったので紹介します。(私なりの解釈です)


AIとは

AIは人間のような脳構造を持っていて、特定分野について自分で学んだコンピュータです。


学習データを与えると、自動で学習を始めます。


AI=神様ではありません。人間と同じで間違えることがあります。


間違える確率が人間より低い(かもしれない)だけです。AI≒人間です。

 


AIの学習法(概略)

AIコンピュータに、人が書いた1〜10の数字のどれかを見せて、それが何の数字か答えてもらうよう、教えるとしましょう。

 


学習の準備・設定

そのためには、学習用の手書き数字を大量に準備(例:6万文字)し、AIコンピュータに「学習」させます。

 

あとは、人間がAIコンピュータに「学習スピード」や「学習時間」を設定するだけで、AIコンピュータ自身が自動で学習を始めます。


学習用データで学習

AIコンピュータはどのように学習するかというと、「8 という数字は、〇が縦に2個並んでるな〜」というように「特徴」を掴んで学習していきます。


実戦に対応できるかテストする

そして、時々きちんと学習できているか成長しているか、確認テストを行います。


・学習用データでテスト

・未学習データでテスト

 

面白いのは、AIコンピュータについても

・早く学んでほしいと期待し「学習スピード」を上げすぎるとどちらも正答率が落ちる

→人も何かを学習するとなると、腰を落ち着けてやらないとテストで点をとれないですよね


・「学習用データ」が少ないと「学習用データ」については正答率が高いが、「未学習データ」の正答率が低い

→人に置き換えると、教科書に載ってることはできても、実戦や実生活に弱いということです


また、丸暗記することができないくらい沢山の「学習用データ」をAIコンピュータに与えると、人間と同じで工夫して学習をし始めるため、未学習データのテスト結果が良くなるそうです!


まとめ(AIから学習のコツを学ぶ)

 

・数をこなして特徴を掴み取る、感じ取る

将棋について考えてみると、たくさんの詰め将棋、手筋、次の一手棋譜並べをすることにより、そこから「特徴を掴みとる」ことで実戦に強くなっていく。

学習法を自分で工夫すると、なお良いと思いますが、子供には難しいかな…

 

・適切な学習スピードはAIマシンの個体差や各個人で異なる

自分にあった学習スピードは、試行錯誤で見つける必要がある。

それを見つける作業も楽しみのひとつと思います!

 

 

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